忘れられない旅先の味 ーレーズンシュガーパンー

旅先で美味しいものを食べるのは旅行の醍醐味のひとつだけど
あまりにそれが美味しくて忘れられなくて、

旅先から戻ってはや半年近くになるけど
その味を追い求めている日々が続いている。

河口湖にある「ベーカリーアンドカフェ　エソラ」で食べた
シュガーレーズンパンである。

レーズンパンの上にじゃりじゃりした砂糖がのっているそれは、
ガイドブックに載っているのを見て何となく美味しそうだね、
小腹がすいた時用にでも買っておこうか、

とかるーい気持ちで買ったものなのだ。

一口食べて、何これ、すっごく美味しい・・・！とびっくり。
食べた時には大分離れた場所まで来てしまったので引き返すこともできず。
その場で食べていたら絶対追加購入した！というくらい
私にとってどストライクのパンだったのだ。

帰ってからも、その味を求めて

あらゆるパン屋のレーズンパンを買い求めているものの
エソラ級のものには未だ出会えていない。
何せノーマーク過ぎて、現物の写真すらおさえていないのだ。

しっとりとした生地、レーズンの酸味と甘み、バランス、全てがパーフェクト。
子どもが食べた明太子フランスも大層美味しかったそうな。

本格的パンもありつつ、惣菜パンもあって、

良心的価格の素敵なパン屋さんだったなー。
近くにあったら通いまくると思う。
お近くにお住まいの方々が心底羨ましい。

もう一度エソラに行ってレーズンシュガーを食べる。
私のやりたいことリストに追加しておこう。

新しい職場

新しい職場も早いもので3か月目。

40歳を過ぎて気持ち新たに下っ端として仕事に励む日が続いている。

年齢は一回り以上離れているけど、

とても優しく仕事を教えてくれる先輩のおかげで、

仕事も少しずつ覚えている。

こういう風に年下とかにこだわらず、

低姿勢で教えを請えるところが私の良いところ（笑）

周囲の人には本当に感謝。

きっかり定時で帰れるし、子どもの習い事もお迎えに行ける。

環境が変わり、思春期を迎えてちょっとナーバスになっている上の子の様子もじっくり見守れるし、精神的・時間的に余裕があるのはいいなあと日々実感している。

減収が目下の課題だけれど、

今は収入より自分のメンタルと子どものサポート優先と思って過ごすことにする。

長い人生、こんな時期があってもいいじゃんね～

ただ、できる範囲で勉強して、将来には備えたい。

10年前から細々とやっていた株や投資も本腰入れて頑張りたい。

いつか、この選択をしてよかったなあと思えますように！

有給消化期間まっただなか

最終出社日から早いもので10日間ほど過ぎようとしている。

たまっていた用事をこなしているだけであっという間に一日が終わってしまう。

でも、毎日がすごく楽しい。

日曜日の夕方を穏やかな気持ちで過ごせるのは何年ぶりだろう。

それだけでとても幸せだ。

仕事のことを考えて食欲がなくなり、笑えない休日を過ごすというのは異常だったな、と今なら冷静に判断できる。

でも渦中にいると、みんなやっていることなんだからと自分に言い聞かせ、

これが普通のことなんだと思い込んしまう。

辞めてよかった。

心から思う。

4月から新しい職場で働くことになるけど、

今はとてもわくわくしている。

楽しく仕事ができるといいなと思う。

そして今度は、なんか違う、苦しいと思ったら我慢しない。

会社を一回辞めると2回、3回辞めるのも一緒だ（笑）

自分が心から笑って楽しめる生活を第一にしていこう！

最終出社日

金曜日、最終出社日を迎えた。

朝から残りの引継ぎや挨拶を終え、いよいよ終業時刻。

私にはもったいないくらいの素敵なお花と贈り物をいただいた。

まさか会社を辞める日がくるだなんて、

となかなか気持ちが追い付かないときもあったけれど、

誰しもいつかは会社を辞めるのだから、

今が自分にとってベストなタイミングなのだろう。

正直言って、心細い。寂しい。

でもこの決断でよかったと心から思えるように私は頑張る。

少しばかりの心のモヤモヤは楽しいことをたくさん考えて吹き飛ばすぞ！

次の職場までドライブへ

先週末、次に勤める予定の職場までドライブがてら行ってきた。

面接で訪れたとき、駐車場からのぞむ空が青く、広く、気持ちがよく

「ああ、ここで働きたいなあ！」

と思ったんだっけ。

自然が多く、スタバもある。

お昼休みにちょっと散歩に行くのもよさそうだ。

4月から今までと全く違う新しい毎日が待っている。

人生って何が起こるかわからない。

楽しまなくっちゃだ！

退職報告をしたところ

3月に入りいよいよ退職月に突入。

フロア内でも細々と漏れ伝わる時期になり、

「退職するんだって？」と声をかけられることが増えてきた。

何となく気が重かった退職報告とそのやりとり。

でも、かけられる言葉は軒並み同じで

「いい決断だと思う。」

「本当に大変そうだったから。」

「会社はここだけじゃないよ」

「子どもと一緒にいる時間は限られているから」

という温かい言葉ばかり。

自分の中で退職報告シミュレーションをしては

「かわいそうと思われないように」

と心にバリケードを張り強がろうとしていたけど、

そんな必要全くなかった。

どこまでも私は自意識過剰だった（笑）

過去に退職報告をされてきたとき、自分はどんな受け答えをしてきただろうか。

傷つけるような発言はなかったか、配慮できていたか。

・・・自信がない。

これから誰かの退職を報告を受けたとき

その人が決めた結論を精一杯肯定して応援をしたいと思う。

あなたにとってベストな決断だと思う。

あなたなら大丈夫。

と。

その時は苦しくてつらい決断のこともあるかもしれないけど、

それが未来の第一歩であることは間違いないのだから。

とにかく変わる。

3月末に退社、4月から新しい職場で働くこととなった。

収入アップとは言えない転職だけど
自分がやりたかった分野の仕事である。
私にも一歩踏み出すことができたという自信につながった。

これまで、資格も取り柄もない自分には
たとえ新入社員時代の給料と変わらないお給料でも
正社員で働けるこの職場が一番の道だとかたくなに信じていた。

でも、私がこの職場で評価されることは今も今後もおそらくないだろう。
だったら自分がやりたいと思う仕事の道で頑張ってみるのもひとつの手だ。

とにかく変わる。
まず変わる。
変わることを目標とする。

そして変わることを楽しみたい。